みなさんこんにちは!
本記事は、天皇賞・春の出走馬の追い切り診断となります。
各調教は10点満点で評価させていただきます。
全馬の診断結果は最後にまとめておりますので、お急ぎの方はそちらをご覧になっていただければ幸いです!
⬇️ 調教内容やレース内容の考察には、ぜひ🏇競馬の庭🏇のメモ機能をご活用いただければと思います!
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それではさっそく全頭診断いきます!
1枠1番 アラタ
調教評価 6
1週前追い切り
美浦W(稍重):83-6-66.9-52.4-38.2-11.6
ラスト直線での反応を確認するような調教。調教師が押してからは一気に加速できており、折り合いも良さそうでした。時計はあまり出ないタイプで3走前の福島記念でもほぼ同じ時計となっており、この馬なりに走れる状態に仕上がっています。
最終追い切り
美浦W(良):82.5-66.9-52.8-38.8-12.2
3頭併せの真ん中を走り、併せ馬には馬なりで先着できていました。最終追い切りからもこの馬なりに走れる状態に仕上がったとみます。
2枠2番 ウインエアフォルク
調教評価 2
1週前追い切り
美浦W(稍重):84.8-68.6-53.6-38.8-11.9
これまでと比べて時計がやや遅く、走り自体もやや硬さがみて取れました。動きが小さく、このG1舞台では厳しい動きに映ります。
最終追い切り
美浦W(良):84.0-67.0-52.4-38.0-11.7
併せ馬はアーバンシックのようで、トップ競走馬の調整に用いられるという意味でも陣営の期待度の低さが垣間見えます。また、相変わらず動きが硬く、併せ馬にも後着しており、能力・状態ともに厳しいとみます。
2枠3番 ブローザーホーン
調教評価 7
1週前追い切り
栗東坂路(稍重):55.5-40.6-26.5-13.2
元々、調教の時計自体遅いタイプですが、昨年の宝塚記念と比べるとやや時計は劣っています。昨年の絶好調時に比べると、状態やや劣るかもしれませんが、動き自体は悪くなく、走れる状態ではあると見ます。
最終追い切り
栗東坂路(良):56.0-41.0-26.7-13.5
宝塚記念の時の動画の比べるとほんの少し動きのダイナミックさが劣るように感じます。時計も多少劣っており、昨年ほどの絶好調ではないとみます。ただ、これも微量の差で走れる状態ではあるので、得意な舞台でどこまで通用するか楽しみな一頭です。
3枠4番 ジャンカズマ
調教評価 4
1週前追い切り
美浦W(稍重):82.5-66.7-52.1-37.5-11.7
ブリンカー着用での調教。肩鞭を入れる強めながら、併せ馬には先着できておらず、遅れながら併入しています。2着だった前走も時計自体は平凡で、追い切りではあまり動かないながら、終いの反応があまりよくなかったのが気になります。
最終追い切り
美浦W(良):82.7-66.0-52.1-37.9-11.6
ブリンカーなしの1頭追い切りでした。ラストで頭を上げて、嫌がるそぶりを見せており、1週前でブリンカー着用していたように折り合いに苦しんでいるのがみて取れます。能力的に厳しい中、動きも上向いていないことから評価を低くしました。
3枠5番 サンライズアース
調教評価 7
1週前追い切り
栗東坂路(稍重):53.9-39.2-25.4-12.5
ブリンカー着用での追い切り。馬が寄せた時に少し寄れる素振りを見せており、相変わらずフラフラしている馬です。ただ、動き自体はよく、併せ馬にもしっかりと先着。この馬なりに走れる状態に仕上がったとみます。
最終追い切り
栗東CW(良):80.9-66.0-51.4-36.5-11.5
強目に追い切って、併せ馬にはやや遅れ気味。元々、調教で動かないタイプなので、そのあたりはそこまで気にせず、動きと調教過程に着目します。その動き自体は体を使えており、いい意味で状態変わらずといったところで、惨敗した日経新春杯では最終が坂路だったのに対して今回はCWで終えれている点も評価。この馬なりに走れる状態に仕上がったとみます。
4枠6番 ヘデントール
調教評価 9
1週前追い切り
美浦W(稍重):92.1-77.5-62.8-48.5-35.8-12.0
京都3200mということで、肩鞭を叩く強めの調教をしてきました。それでも抜群の時計で、ラストコーナー時点で5馬身以上後ろの位置から、前にいた調教馬を抜かしており、スピード感も動きも問題なく仕上がったとみます。
最終追い切り
美浦W(良):85.9-69.0-53.5-38.4-11.4
1週前できつめの調教をした分、最終は3頭併せで折り合いを確認するような調教。これまでのレースからも折り合いで難しいところがあった馬ですですが、この調教を見る限りは変に気難しさを見せることなく、併せ馬に優勢の併入。調整過程も馬の動きもしっかり仕上げてきたとみます。
4枠7番 プラダリア
調教評価 8
1週前追い切り
栗東CW(稍重):80.9-65.8-51.8-36.9-11.3
3頭併せの内側を走る追い切り。終いの反応が素晴らしく、鞭打つことなく併せ馬をぐんぐんと置き去りにする動きでした。距離の適正など、不安視する面はありますが、追い切りを見る限り状態はピカイチとみます。
最終追い切り
栗東坂路(良):53.1-38.9-25.5-12.8
1週前にしっかり仕上がっていたので、最終は坂路で流しの確認程度でした。もう少し首が連動して走れればなとも思いますが、流しの追い切りですし、走り自体は軸のあってよく映りました。調教からはこの馬が大穴馬になりそうだとみています。
5枠8番 ショウナンラプンタ
調教評価 7
1週前追い切り
栗東坂路(稍重):53.9-38.8-24.8-12.2
1頭での追い切りで、道中は馬なりで、終いに押す流れの調教。フットワークも軽く、体全体を使って走れているのを見ると、これまで同様に走れる状態とみます。時計自体もこれまでと同様で、いい意味で平行線といったところでしょうか。
最終追い切り
栗東坂路(良):54.4-39.5-25.5-12.4
元々、折り合い難の馬でしたが、やや首を左右に動かして遊ぶ仕草を見せていました。ただ、走り自体は軽快で、この馬なりに走れる状態に仕上がったとみます。
5枠9番 シュヴァリエローズ
調教評価 7
1週前追い切り
栗東CW(稍重): 97.3-80.6-66.2-52.0-37.3-11.2
マイネルエンペラーとの2頭併せ。時計はしっかり出ていて、終いの走りもマイネルエンペラーに先着を許さない体全体を使ったいい動きができていました。状態万全と見ます。
最終追い切り
栗東坂路(良):54.0-39.3-25.6-12.5
飛びの大きい走りで、ダイナミックないい動きができています。1週前でしっかり追い切ったので、最終は調整程度ですが、きっちり仕上がったと見ます。
6枠10番 リミットバスター
調教評価 2
1週前追い切り
栗東CW(稍重):98.2-81.2-66.0-51.5-36.1-11.5
2頭併せでの追い切り。終いはしっかり鞭を使った強めの追い切りでしたが、反応悪く、併せ馬にも後着。状態よく見せませんでした。
最終追い切り
栗東CW(良):82.6-67.6-52.7-37.4-11.5
首の連動性が弱く、今回も併せ馬にも後着。このメンバーでは厳しいとみます。
6枠12番 マイネルエンペラー
調教評価 6
1週前追い切り
栗東CW(稍重):96.0-79.8-65.4-51.3-36.8-11.1
シュヴァリエローズとの2頭併せでの追い切り。シュヴァリエローズよりも時計は出ており、近走の好調をキープできていそうです。
最終追い切り
栗東CW(良):81.5-66.1-51.0-36.1-11.3
1頭追い切りで、肩鞭入れてからの反応にやや鈍さを感じました。前の週にきつめに追い切っていますが、この点を低く評価し、6点としました。
7枠12番 ワープスピード
調教評価 4
1週前追い切り
美浦W(稍重):67.2-51.4-37.2-11.4
追い切りの距離が短く、強度として物足りなさを感じます。また、調教師の鞭打ちに対して終いの反応もあまりよく見えませんでした。前走から引き続き状態悪いとみます。
最終追い切り
美浦W(良):68.4-53.3-38.4-12.0
1週前追い切りと同様の5Fでの追い切り。かつ馬也での軽めの調教でした。やはり、通して強度に物足りなさを感じるため、追い切りを見る限りは状態仕上がっていないと見ます。
7枠13番 ジャスティンパレス
調教評価 7
1週前追い切り
栗東CW(良):82.9-68.3-53.4-37.6-11.1
ここ最近の有馬記念などでは坂路調整だったのに対して、今回はCWでの調整。2年前の天皇賞・春ではCW調整だったため、京都の3200mという舞台に合わせて調整場所を変えているのでしょう。肝心な動き自体は、道中は軽く終いに肩鞭を入れて反応を確認する追い切りでした。終いの反応もよく、動き自体は体全体を使って走れており、よく映ります。ただ、前走大阪杯からの天皇賞・春ということで一気に距離が伸びる分、もう少し心肺機能に負荷をかける追い切りをした方が良かったのではという印象。
最終追い切り
栗東CW(良):53.2-37.6-11.2
距離を短めにして、ここも終いの反応をみるような追い切り。反応と動き自体はよく見えますが、調教過程から少し割り引いて7点としました。
8枠14番 ビザンチンドリーム
調教評価 8
1週前追い切り
栗東CW(良):81.5-66.1-51.6-36.9-11.5
動きは軽快で、走りも体全体を使って走れていました。ただ、終いの反応が鈍く、鞭を打っても伸びが見えないのが気になりました。海外帰りの影響もあるのか、最終追い切りを注目したいところ。
最終追い切り
栗東CW(良):87.1-71.0-55.0-38.4-11.3
1週前に対して最終は道中は緩めで、終いの反応を確認するような追い切り。その反応は、1週前と打って変わって抜群の反応。押してから一気に加速する動きができており、しっかり状態整ったと見ます。
8枠15番 ハヤテノフクノスケ
調教評価 10
1週前追い切り
栗東CW(良):79.8-63.8-48.8-34.7-10.9
動きも時計も抜群でした。へデントールの方が速い時計もありますが、加速ラップを踏めているのを評価。終いの伸びも抜群で、体全体を使って走れていることからも状態の良さが伺えます。今回のメンバーで追い切りNo. 1はこの馬でしょう。
最終追い切り
栗東坂路(良):54.0-38.3-24.6-12.1
1週前でしっかり追い切ったので、最終は坂路で微調整。それでもほぼ馬形ながら、ダイナミックで体全体を使って走れており、素晴らしい動きでした。
全頭追い切り診断まとめ
10点
ハヤテノフクノスケ
9点
ヘデントール
8点
プラダリア
ビザンチンドリーム
7点
ブローザホーン
サンライズアース
ショウナンラプンタ
シュヴァリエローズ
ジャスティンパレス
6点
アラタ
マイネルエンペラー
4点
ジャンカズマ
ワープスピード
2点
ウインエアフォルク
リミットバスター
全頭診断は以上となります!
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最後までご覧いただきありがとうございました!
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