本記事では、日本ダービー2025に出走予定の全馬18頭の追い切り診断し、10点満点で評価しております!
各点数は以下の基準で評価しております。
10点 | 抜群の仕上がり |
8・9点 | 目立ってよく見せる状態 |
7点 | 仕上がっている・十分走れる状態 |
5・6点 | 状態普通 |
〜4点 | よく見えない状態 |
全馬の診断結果は最後にまとめておりますので、お急ぎの方はそちらをご覧になっていただければ幸いです!
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それでは、全頭追い切り診断いきます!!!
1枠1番 リラエンブレム
調教評価 8
1週前追い切り
栗東CW(良):79.3-64.7-50.4-36.0-11.3
動き・時計ともに目を見張るものがあります。フットワークが素晴らしく、終いの反応も良かったです。前走1800mからの距離延長は不安要素ですが、強めの負荷をかけられているのも好印象です。
最終追い切り
栗東坂路(良):53.5-38.9-25.5-12.8
軽めの追い切りながら、動きは軽快で状態の良さを感じさせ、この馬なりにしっかり走れる状態と見えます。前走大敗しましたが、シンザン記念では圧巻の競馬をした本馬。1枠1番という好走目立つ枠に入り、大穴馬として期待の1頭です。
1枠2番 ショウヘイ
調教評価 8
1週前追い切り
栗東CW(良):83.7-68.8-53.5-37.3-11.1
終い重視の追い切りですが、その終いは素晴らしい反応でした。動きも非常にダイナミックで前走以上の状態に映ります。
最終追い切り
栗東P(良):最終はポリトラックコースを使用した軽めの調整程度。時計は出ていませんが、動き自体はよく、状態の良さを感じさせます。前走スムーズに快勝した本馬。皐月賞組の馬たちにどこまで通用するか、楽しみな1頭です。
2枠3番 エリキング
調教評価 5
1週前追い切り
栗東CW(良):96.2-79.8-65.1-50.6-36.4-11.2
怪我明けの前走からどこまで状態を上げてくるか楽しみにしていたエリキングですが、とても10点をつける動きではありませんでした。自己ベストも更新し、時計自体は出ていますが、終いの反応もやや鈍く、キレ味を感じない走り。ポテンシャルのある馬ですが、怪我明けの影響がまだ残っている印象です。福永助手も1週前追い切りの動きに対して、この1追いでどれだけ調子を上げてくれるか、とコメントしており、つまりここまで状態は上がってきてないという意味。最終追い切りに注目したいです。
最終追い切り
栗東坂路(良):54.8-39.8-25.6-12.3
最終追い切りも川田騎手が跨り、軽めの調整程度。ただ、走りに軸がなく、この日本ダービーの舞台では物足りなさを感じる走りでした。ポテンシャルの高さから非常に期待していた馬だけに、この状態を見ると、馬券としては切りの選択が濃厚。。。パドックを見て、紐に加えるか判断しようと思います。
2枠4番 ドラゴンブースト
調教評価 7
1週前追い切り
栗東坂路(良):51.1-36.9-24.1-12.5
日本ダービーの舞台に向けて、強めに追い込んできました。終い以外の時計はしっかり出ており、動き自体も軽快です。ただ、ラスト1Fが減速ラップなのはマイナス材料。動きはいいが、能力としてどうかといった印象です。
最終追い切り
栗東CW(良):70.5-54.4-38.6-11.8
1週前でしっかり追い込んだので、最終は終始馬なりの調整程度。調整過程がスムーズで、この馬なりに走れる状態に仕上がっていそうです。
3枠5番 レディネス
調教評価 10
1週前追い切り
栗東CW(良):94.8-77.9-63.6-50.2-36.4-12.0
横山典弘騎手が毎回調教に跨っており、それだけ期待している一頭に見受けられます。この立ち回りは昨年のダノンデサイル以上で、それだけ能力がある馬なのでしょう。
肝心の追い切りですが、日本ダービーの舞台東京2400mに向けて長い距離を使いながら、しっかり追い込んできました。終いで12.0とやや減速しているのはマイナス材料ですが、トラックの大外を走りながら素晴らしい時計。終い11.5くらいなら、文句なしの10点でしたが、動き自体はいい馬のそれで、期待の1頭です。
最終追い切り
栗東CW(良):81.7-66.1-51.4-36.6-11.3
強めに追いこんだ1週前とは異なり、最終は終いの伸びを確認するような追い切り。促してから抜群の反応を見せており、状態の良さを感じさせます。皐月賞のタフなローテーションを通らずの今回、最有力の穴馬です。
3枠6番 ファンダム
調教評価 7
1週前追い切り
美浦W(良):81.4-64.9-50.1-36.1-11.6
ブリンカー着用で、ほぼ馬なりで馬の状態を確認するような競馬。馬なりながら、終いは素晴らしい伸びを見せていました。状態は良さそうです。
最終追い切り
美浦W(良):68.3-53.2-38.4-11.7
3頭合わせの真ん中を走る追い切り。ここも強めに追い切ることはなく、折り合いを確認する程度の軽めの調教。本馬は、新馬戦・ジュニアCの後、共に疲れを見せていた馬で、慎重なローテンションで使われてきました。この追い切りでもあまり追い込みすぎず、疲れが残らない内容としたのではないかと思います。ただ、毎日杯1800mからの日本ダービー2400mの距離延長は、やはり不安なもの。もう少し負荷をかけても良かったのではと感じるところはあります。。。ただ、動き自体は軽快で、ポテンシャルも高い馬ですので、距離さえ持てば、勝ち負けもある1頭かと思います。
4枠7番 ミュージアムマイル
調教評価 9
1週前追い切り
栗東CW(良):96.7-80.3-65.5-50.9-35.9-11.0
前走の皐月賞は抜群の追い切りでしたが、今回も素晴らしい内容でした。しっかり距離を使いつつも加速ラップの時計で、動きも非常によく映ります。ただ、前走が素晴らしすぎただけに、前走以上となるとそうではない印象。評価しつつも、9点までといったところです。
最終追い切り
栗東坂路(良):56.4-39.4-24.8-12.1
ほぼ馬なりながら、時計も出ており、状態の良さを感じさせます。走りの安定感も抜群で、皐月賞の疲れは感じさせません。2冠に向けて、状態仕上がっています。
4枠8番 エムズ
調教評価 4
最終追い切り
栗東CW(良):52.2-37.3-11.9
4Fのみの軽めの調教。動き自体は悪くはないですが、調教の内容からも京都新聞杯からの上積みは期待できません。追い切りからは低めの評価となります。
5枠9番 ジョバンニ
調教評価 8
1週前追い切り
栗東CW(良):82.3-66.9-51.8-36.7-11.6
頭の上がる走法ながら、しっかり体全体を使って、着実に脚を伸ば背ています。皐月賞で強めに追い切っているのもあり、折り合いを確認するような軽めの調教。目立った動きはしていないが、でき落ちといったところもなく、好調キープできていそうです。
最終追い切り
栗東坂路(良):53.8-38.3-24.5-12.1
1週前と同様、馬なりながら折り合いを確認するような追い切り。それでも、動きは素晴らしく、しっかり仕上げてきた印象。皐月賞以外の過去レースは上がり最速、2位を記録しており、堅実に力を発揮している馬。動きからもここは有力馬の一頭でしょう。
5枠10番 トッピボーン
調教評価 6
1週前追い切り
栗東坂路(良):53.6-39.1-25.4-12.6
真面目に動けてはいますが、やや重さを感じました。時計も出ておらず、前走からの上積みはあまり期待できません。
最終追い切り
1週前より軽快に動けていました。前肢の踏み込みもよかったですが、ラストが減速ラップなのは評価そ下げます。ポテンシャルがある馬だけに期待していましたが、状態の上向きを感じませんでした。消しよりですが、当日のパドックで紐に加えるか判断したいと思います。
6枠11番 ニシノエージェント
調教評価 7
1週前追い切り
美浦W(良):66.6-50.8-36.2-11.1
距離は短めですが、終いは強めに促す追い切り。しっかり終いは伸びており、状態は良さそうです。
最終追い切り
美浦W(良):82.9-66.5-51.5-37.6-11.6
強目に追い切った1週前に対して、最終は軽めに折り合いを確認する程度。左回りのコーナリング時にやや寄れる素振りを見せます。状態は悪くないですが、適正面でどうかといったところです。
6枠12番 カラマティアノス
調教評価 8
1週前追い切り
美浦W(良):66.2-50.8-36.7-11.1
左回りでやや寄れていましたが、終いは強めに追い切って11.1。動きもダイナミックで素晴らしかったです。状態の良さを感じさせました。
最終追い切り
美浦W(良):66.6-50.9-36.6-11.1
1週前ほど寄れる素振りは見せませんでした。11.1と終いの伸びはよく、最終でも状態の良さを感じました。2歳未勝利戦では1着、共同通信杯では2着と得意の東京。メンバーレベル高い中、どこまで通用するでしょうか。
7枠13番 クロワデュノール
調教評価 9
1週前追い切り
栗東CW(良):82.2-66.9-51.2-35.9-11.1
併せ馬の後ろから追走する追い切り。軽く促されただけでしたが、反応は良く、しっかりしまいも伸ばしきれていました。1週前にあまり動けていなかった前走とは違って、1週前から体全体を使った動きができており、日本ダービーに向けてしっかり仕上げてきた印象です。
最終追い切り
栗東CW(良):82.8-66.6-51.8-36.7-11.2
最終は軽めの調整で、終いもほとんど馬なりながら11.2の好時計をマーク。やはりポテンシャルがワールドクラスの馬だなぁといった印象で、ほぼ馬券外にはならない印象。フォトパドックからも前走よりもふっくらと見せており状態も上向き。東スポ杯2歳Sで見せた抜群の末脚をこの日本ダービーの舞台でも発揮してくれるでしょう。
7枠14番 ホウオウアートマン
調教評価 7
最終追い切り
栗東坂路(良):56.6-40.2-25.6-12.1
強めに促して、終いは12.1。動き自体は悪くないです。軸のあるいい走りをしており、この馬なりに仕上がっている印象です。
7枠15番 ファウストラーゼン
調教評価 6
1週前追い切り
栗東CW(良):85.3-69.4-54.4-38.8-11.8
元々追い切りでは動く方なのですが、今回はあまり動いていないです。終いの反応を確認するような追い切りでしたが、ホープフルの方が良かった印象。前走では見せ場はありましたが、実力負けといった印象で、状態上向いていない中での今回は厳しい印象です。
最終追い切り
栗東坂路(良):54.8-38.5-24.8-12.2
1週前と比べると軽快な動きができています。徐々に状態上げてきた印象。ただ、1週前の動きはホープフルあたりの動いのほうが良かった印象で、能力的にも上位勢と比べると物足りなく感じます。抜群の動きができてようやくといったところで、この出来では厳しいかと思われます。
8枠16番 ファイアンクランツ
調教評価 3
1週前追い切り
美浦W(良):67.5-52.3-38.0-12.0
青葉賞の時はもっと動けていた印象です。終いの伸びも悪く、併せ馬にも後着ということで状態よく見せませんでした。
最終追い切り
栗東CW(良):68.5-53.2-38.6-12.5
最終でも動きが重く映りました。青葉賞を使っての参戦ということで緩めの調教とはいえ、動きが全くよく見えませんでした。
8枠17番 マスカレードボール
調教評価 9
1週前追い切り
美浦W(良):84.5-68.8-52.9-37.4-11.3
3頭合わせの真ん中を走る追い切り。終いはやや強めにおして、反応を見るような調教でした。元々飛びが大きく、ズブさがある馬なのですが、伸びは良く、状態良さそうです。
最終追い切り
美浦坂路(良):52.3-38.1-24.6-11.8
飛びの大きい走りなのですが、動きは非常に軽快で状態良さそうです。終いもしっかり伸ばしての11.8と、前走以上の出来と見ています。
8枠18番 サトノシャイニング
調教評価 8
1週前追い切り
美浦W(良):840.4-64.9-50.5-35.9-11.2
折り合いが課題の馬で、今回の走りも荒削りな走りでした。しかし、時計は素晴らしく、ポテンシャルを感じさせるいい走りをしていました。終いの伸びもよく、状態はよさそうです。
最終追い切り
美浦坂路(良):54.0-38.7-24.6-11.9
前進気勢の強い走りで元気いっぱいでした。ただ、終いの伸びは素晴らしく、この追い切りからもやはり能力の高さを感じさせます。皐月賞でハードな走りをしましたが、状態自体はよさそうで、どれだけスムーズに競馬ができるかが鍵となってきそうです。今回テン乗りの武豊騎手のリードに期待したいですね。能力的にも上位評価の1頭です。
全頭追い切り診断まとめ
点数 | 馬名 |
10点 | レディネス |
9点 | ミュージアムマイル |
クロワデュノール | |
マスカレードボール | |
8点 | サトノシャイニング |
ジョバンニ | |
ショウヘイ | |
リラエンブレム | |
カラマティアノス | |
7点 | ファンダム |
ドラゴンブースト | |
ニシノエージェント | |
ホウオウアートマン | |
6点 | ファウストラーゼン |
トッピボーン | |
5点 | エリキング |
4点 | エムズ |
3点 | ファイアンクランツ |
みなさん最後までご覧いただきありがとうございました!
最終的な買い目は、以下のXアカウントで投稿させていただきますので、ぜひご覧ください。
今後の投稿もお楽しみに!
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